一度単純ヘルペス1型ウイルスに感染すると、
ウイルスは生涯その人の体に住み続けるわけですが、四六時中口唇ヘルペスの症状が出たり治ったり出たり治ったりを繰り返すわけではありません。
普段は三叉神経節にじっと潜んでいるのです。
そして単純ヘルペス1型ウイルス感染者の体調が悪くなると、三叉神経節から飛び出し口唇ヘルペスの症状が出現するわけです。
それでは、具体的にどのような要因で単純ヘルペス1型ウイルス感染者の体調が悪くなり、口唇ヘルペスの症状が出現するのでしょうか?
- 風邪
- 風邪で熱を出した後に口唇ヘルペスは再発することが多いです。風邪の熱による口唇ヘルペスの症状は『熱の華』などと呼ばれることもあります。
- 疲労
- 疲労は心身の不調の大きな原因となりえます。
- 月経前
-
月経前に精神的に不安定になる、あるいは体調が悪くなる、という経験をもつ女性は少なくありません。
このような精神的あるいは肉体的な影響のことを月経前症候群といいます。
- 紫外線
-
日光浴は昔は健康のシンボルなどといわれていましたが、最近では日光に含まれる紫外線が体に与える悪影響が皆さまの知るところとなってきています。
紫外線アレルギーという病気も存在します。 - 時差
- 時差ぼけは心身の不調の原因となります。
- 怪我
- 特に唇や口腔の怪我が口唇ヘルペス再発の原因になるようです。
このように列挙してみますと、口唇ヘルペスが再発するときの原因として免疫力の低下が挙げられるようです。